秘伝のレシピ
スクーバート・ドゥーバートについて

Scoobert Doobert(スクーバート・ドゥーバート)は、カリフォルニア州サンディエゴ発のローファイ・ハイファイ・ワイファイな音楽プロジェクトです。自主制作のインディーポップ、チルポップ、ファンク、ローファイ——フック、ジョーク、感情、テープのヒスノイズ、ビーチの陽気、インターネット脳、そしてブリトーが好きな人のための宅録ミュージック。
ほとんどの楽曲はスクーバート本人が作曲・演奏・プロデュース・録音・ミックスまで一人で手がけています。それが弱点であり、同時にこのプロジェクトの核でもあります。このページでは、その中でも日本での仕事を中心に紹介します。
日本との仕事
日本とのつながりは、シングル I’m an Idiot が Spotify の New Music Friday に取り上げられたことから始まりました。これがバンド CHAI との出会いにつながり、Sub Pop のコンピレーション WINK TOGETHER に収録された Miracle(Scoobert Doobert Remix)(2022年)が生まれました。
その後も CHAI との制作は続きます。NHKドラマ『恋せぬふたり』の主題歌 WHOLE(まるごと)のプロデュース、映画『さかなのこ』の劇中歌 MY DREAM(夢のはなし)のサウンドプロデュース(Sony Music Japan)など、日本のテレビ・映画作品に楽曲を届けてきました。
コラボレーションは CHAI にとどまりません。OKAME、 KOMAGOME、東京のバンド bed(そのフジテレビ系ドラマ主題歌をスクーバートが共同プロデュース)、そして Tamtam といった日本のアーティストたちと仕事を重ねてきました。スタジオワークは音楽雑誌『サウンド&レコーディング・マガジン(サンレコ)』にも掲載されています。楽曲は Sony Music Japan / Spotify Japan を通じて日本でも配信中です。
日本語学習、現地でのライブ、そして「良いメロディはパスポートより遠くまで旅できる」という信念——日本との縁は、このプロジェクトの背骨を一本貫いて流れています。
音楽
Scoobert Doobert がフルタイムの録音プロジェクトになる前、スクーバートは長年プロのミュージシャンとして活動していました。ギタリスト兼ヴォーカリストとして The Doobie Brothers のツアーに参加し、Lara Johnston との活動では Gregg Allman の前座を務めたこともあります。ツアー生活のあとは制作・エンジニアリング・コラボレーションへと軸足を移し、その経験を Scoobert のカタログに注ぎ込んでいきました。
アルバムには Big Hug(San Diego Music Award ノミネート作)、KŌAN、 Moonlight Beach、MÖB、I などがあります。MÖB と I は、ループ・記憶・カリフォルニア・日本・友情・アイデンティティを巡る全4部作 MÖBIUS サイクルの幕開けです。カタログは大きく、奇妙で、いまも拡張を続けています——シングル、リミックス、コラボ、デモ、映像作品などを含め、登録楽曲は300曲近くにのぼります。いちばんの入り口は、ともかく聴いてみることです。
Love Music More
スクーバートは、音楽の技術・哲学・歴史をめぐるニュースレター兼ポッドキャスト Love Music More のホストも務めています。あらゆるジャンル、あらゆる役割のゲストを迎える、音楽ポッドキャストの上位10%に入る番組です。毎週火曜更新。
Scoobert Doobert は、ミュージシャン/プロデューサー ルーク・フランシス・ウォルトン(Luke Francis Walton) の録音・ポッドキャスト・音声プロジェクト名義です。